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東北大学との共同研究がスタート!

~「脳科学の第一人者、川島隆太教授と仙台大学のコラボレーション研究により、オリンピックで金メダル倍増を!」~

[2008/06/27]
「脳トレーニング」ゲームで子供から高齢者まで知られ世界からも注目されている脳科学者・川島隆太教授と仙台大学(佐藤佑副学長他)が「運動・体育・スポーツと 脳科学」をテーマに共同研究するプロジェクトを立ち上げた。

 特定の競技に適した脳はあるのか?子供時代どんなことを経験すると運動能力は上がるのか?ブラックボックスだった運動と脳の関係解明から運動学習理論や体育理論を再構築。脳機能解明からアスリートの競技力向上とオリンピックでの金メダル倍増!最後のメダル倍増は「夢」であるがこれらのテーマを解明するエキサイティングな研究が、東北大学と仙台大学で今月26日にスタートした。
これまで指導者の経験や勘に頼りがちだった、練習や試合進行に脳の働きを解明し運動理論に付け加えることでアスリートの競技力向上は確実に期待される。
川島教授は「この共同研究によってオリンピックの金メダル獲得につながるような成果が出せるかもしれない」と語り、本学のスポーツ情報マスメディア学科長の勝田教授も「スポーツ選手の脳の働きを、体育系大学が本格的に調べようとした研究は国内で少ない。スポーツ発展のために、川島研究所と仙台大学の資源を結び、新しい研究成果をあげたい」と話している。