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美里町仮設住宅中埣団地から感謝状を授与

[2014/05/16]
     災害ボランティアを代表し感謝状を手にする佐々木さん(健康福祉学科4年)と大学関係者=学長室

  5月15日(木)、仙台大学健康づくり支援班の橋本実教授(左から2番目)・柳澤麻里子(右端)・松浦里紗(左端)の両助手及び災害ボランティアを代表して学生の佐々木里紗さん(中央/健康福祉学科4年―岩手・一関学院高校出身)が学長室を訪れ、美里町仮設住宅中埣団地班長から感謝状が贈呈されたことを阿部学長(右から2番目)に報告しました。阿部学長からは、災害ボランティア活動に対する感謝と労いの言葉がありました。

 美里町には東日本大震災で東松島から南郷体育館に避難されていた方々と内陸にもかかわらず家が倒壊し避難された中埣地区の方々がおり、月一回健康づくりを支援してきました。避難所から仮設住宅に移り、昨年末から順次復興住宅に移られる方が増え、この5月末で仮設住宅が閉鎖されることになりました。この感謝状は、美里町中埣仮設住宅集会所で約2年間、「健康づくり茶話会+楽しい運動」を行なってきた仙台大学の活動に対し、避難生活をされていた方々から授与されたものです。

  橋本教授は「震災以来、中埣地区の方々との健康づくりのための運動指導と交流を行なってきました。感謝状を頂き、嬉しい限りです。これからも中埣地区はもちろんですが、我々の活動を心待ちにしてくださる被災地の方々の健康づくりのため、各地で活動を続けて参ります。また、多くの学生にもこの活動に参加して頂き、人に喜んでもらうことの嬉しさを知ってもらいたいと考えています。」と話されました。