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海を越えて輝く学生たち―海外留学研修報告会を開催

[2014/04/24]
     台湾・台東大学の交換留学について報告する佐々木さん(体育学科4年―秋田・由利高校出身)
     =仙台大学第五体育館大会議室

  4月23日(水)、本学第五体育館大会議室で、米国(カリフォルニア州・ハワイ州)・デンマーク・フィンランド・台湾に留学していた学生たちによる「海外留学研修報告会」(平成25年度後期実施分)が開催されました。報告会には、約100名の教職員や学生に加え、現在来学中のデンマーク・リレベルト大学社会教育学部のメテ・リヒター准教授とソーニャ・シュルツ准教授も参加されました。

 報告会で学生たちはそれぞれ、「授業は全て英語。米国のアスレティックトレーナーは、テーピングやアイシングなど選手の身体のケアのみならず、栄養・食事面の指導も行なっている」(米国・ハワイ州立大学アスレティックトレーニング研修)、「教育大国のフィンランドの授業は、学生主体で行なわれている」(フィンランド・カヤーニ応用科学大学短期交換留学)、「ホームステイを経験。相手の英語が早口で、聞き取れずに苦労した。普段から英語に触れる重要性を痛感した」(米国・カリフォルニア州立大学ロングビーチ校スポーツ栄養及びスポーツマネジメントセミナー)、「世界一幸福な国と評価されているデンマークの福祉政策は充実している。特に、障害者雇用への取り組みが素晴らしい」(デンマーク・ノアフュン国民大学福祉研修プログラム)、「アクティブな授業を通して様々な経験ができた。授業は教員の他、4年生が先生となって指導するなど、日本の大学との大きな違いを感じた」(台湾・台東大学短期交換留学)、「半年間、5人部屋の寮生活を経験。スキューバダイビングやロッククライミングなどのアウトドアスポーツにも挑戦。異文化に触れ、自分の世界を広げることができた。友達もたくさんできた」(台湾・台東大学正規交換留学)(=写真)と留学を通して有意義な経験ができたことなどが報告されました。

  最後に、高橋まゆみ国際交流センター長が「日本と留学先の国との懸け橋になってほしい。経験は専門家を育てる。人とのつながりを大切に、さらに成長してほしい」と締めくくられました。