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2013世界体操選手権「あん馬」金メダリストOB亀山耕平選手が来校

[2013/11/08]
     金メダルの亀山耕平選手を囲む大学関係者=仙台大学

  11月7日(木)、10月にベルギー・アントワープで開催された「2013世界体操競技選手権」種目別の「あん馬」で、日本人選手としては10年ぶり2回目の金メダルを獲得したOB亀山耕平選手(徳洲会体操クラブ/平成22年体育学科卒―埼玉栄高校出)が来校しました。本学からの世界選手権での個人種目の金メダリスト輩出は初めての快挙。(団体種目では、2013世界柔道団体戦<女子>でOG田中美衣選手(了徳寺学園職/平成22年体育学科卒-京都成安高校出)が金メダルを獲得)

 仙台大学の正門玄関前では、亀山選手の功績を称え教職員及び学生ら約300名が盛大な歓声と拍手で歓迎。本学体操競技部の橘あすかさん(運動栄養学科3年―新潟・長岡大手高校出)から花束を贈呈しました。その後、亀山選手は、朴澤学長へ表敬訪問を行ないました。表敬訪問には、キーナート・阿部芳吉・若井の3副学長、体操競技部の高成田部長・山口副部長・鈴木良太監督、鈴木省三教授(仙台大学同窓会会長)も同席。
  亀山選手は「たくさんの応援を頂き、有難うございました。大学時代の練習があったからこそ、金メダル獲得につながったと思います。今後も精進を重ね、3年後のリオデジャネイロオリンピック出場を目指します」と力強く挨拶し、朴澤学長は「今回の快挙は本人の努力の賜物であり、後輩・仙台大学関係者にとって大きな励みになることはもちろん、東日本大震災の被災地に対しても喜びと希望を与えた。体育系大学で学んだ経験をもとに、その機能を活用した代表選手として、後に続く学生の模範となってほしい。リオデジャネイロ五輪出場とメダル獲得に向けてなお一層の精進を期待する」と労いと激励の言葉を述べました。

 恩師らとの歓談後、亀山選手から大学に対しサイン入り色紙を朴澤学長に、後輩の体操競技部員へはメッセージ入りサイン色紙を鈴木良太監督に手渡し、終始和やかな雰囲気の表敬訪問となりました。

  その後、亀山選手は、自分が練習を重ねた体操競技場で待ち受けた体操競技部部員たちと交流を図り、笑顔で「あん馬」のコツをアドバイスしていました。
 リオデジャネイロ五輪で、あん馬と団体の2種目の金メダルを目指すOB亀山耕平選手への温かいご声援をよろしくお願い致します。