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陸上競技部の加藤由希子が「2013IPC陸上競技世界選手権大会」に出場

[2013/06/21]
      IPC陸上競技世界選手権大会に向け、練習に励む加藤=仙台大学陸上競技場

 本学陸上競技部の加藤由希子(健康福祉学科2年―宮城・気仙沼女子高校出)が、平成25年7月16日(火)~28日(日)まで、フランス・リヨンで開催される「2013年IPC陸上競技世界選手権大会」女子やり投げの日本代表選手として出場することが決まりました。
  IPC陸上競技世界選手権大会は、国際パラリンピック委員会により創設された障害を持つ選手による陸上競技大会。身体障害を持つ選手による競技種目と知的障害を持つ選手による競技種目があります。加藤は、生まれつき左腕がなく、左腕が義手のアスリートとして女子やり投げに出場します。
 障害者女子やり投げの日本記録(32m83cm)を持ち、初の国際大会を前に加藤は、「平成28年に開催されるブラジルパラリンピックリオ大会出場を目指し、日々のトレーニングに励んでいる。しっかりと腕を振り切り、自己ベストの更新とメダルを狙いたい」と大会に向けての抱負を力強く語りました。