仙台大学ホームページへ

仙台大学硬式野球部―2季連続新人戦優勝

[2013/06/04]
     3番・松本がセンターオーバーへの一打を放って、サヨナラ勝ちとした。

 6月2日(日)、東北福祉大学野球場で仙台六大学野球春季新人戦準決勝と決勝がダブルヘッダーで行なわれ、準決勝で仙台大学が4-3(タイブレーク11回)で東北福祉大学にサヨナラ勝ち。決勝は東北学院大学と対戦し、息詰まる投手戦となりました。
  仙台大学の先発投手は、荒木雄哉(体育学科1年―長崎・清峰高校出)。荒木は、130km前半のストレートと変化球を織り交ぜ、コーナーを丁寧に突いて、東北学院大学打線を打たせて取り、9回1/3を無失点4安打7奪三振の見事な投球を見せました。0-0で迎えた9回1死二塁の場面で、2番手・影浦雅人(体育学科2年-北海道・旭川実業高校出)と交代。影浦は、このピンチをサードファールフライトと三振に抑え、試合は0-0のまま延長戦に突入。
 延長13回表、影浦が2死二三塁のピンチを招いたところで、3番手・熊原健人(体育学科2年―宮城・柴田高校出)が登板。この最大のピンチを熊原が3球三振に仕留め、精神的な強さを見せました。
  0-0で迎えた延長14回裏仙台大学の攻撃は、先頭の1番・内藤諒太(体育学科2年-栃木・作新学院高校出)が中安打で出塁。続く2番・居村知生(健康福祉学科2年-福島・小高工業高校出)がしっかり送りバントを決め1死二塁。3番・松本桃太郎(体育学科1年-北海道・北海高校出)が、外に逃げていく難しいチェンジアップをセンターオーバーへ放ち、仙台大学は東北学院大学に1-0でサヨナラ勝ち。仙台大学は、2試合連続のサヨナラ勝ちで、2季連続新人戦優勝を飾りました。
 決勝でサヨナラ打を放った松本は「ここで決めるという強い気持ちで打席に入った。投手陣が踏ん張っていたので、サヨナラ打を打てて嬉しい」と話し、最大のピンチを3球三振に仕留めた熊原は「緊張しなかった。3球三振の場面はすべてストレート。キャッチャーのサイン通り投げた。スタンドとベンチが一丸となった結果、優勝を掴み取ることができた」と話しました。
  6月27日(木)~東北地区大学野球選手権大会が開催されます。
 引き続き、仙台大学硬式野球部の活躍にご期待ください。