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男子サッカー部―総理大臣杯東北地区予選、4年連続29度目の優勝で全国へ

[2013/05/28]
     延長後半8分、DF菅井主将(2)がPKを決めて2-1とする=宮城県松島フットボールセンター

 5月26日(日)、快晴の中、宮城県松島フットボールセンターで「平成25年度第14回東北地区大学サッカー選手権大会兼第37回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント東北地区予選」の決勝が行われました。
  仙台大学は富士大学と対戦しましたが、30分間の延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込む苦しい試合となりました。前半、相手の勢いのある攻撃により、ピンチを迎える場面もありましたが、DF中條渡(体育学科3年-東北高校出)らの体を張ったディフェンスで得点を許しませんでした。お互い決定機を決めきれず、一進一退の攻防が続き、前半を0-0で折り返す互角の試合展開となりました。後半15分、試合が動きました。仙台大学は中盤で相手のボールを奪い、MF嶺岸光(体育学科4年-聖和学園高校出)がドリブルでペナルティーエリア左前に持ち込み、右サイドでパスを受けたFW西村光司(体育学科4年-ベガルタ仙台ユース出)が中央に切り込んで先制ゴールを決めました。しかし、後半30分、相手にPKを決められ、1―1の同点に追いつかれました。
 その後は双方譲らず、1―1のまま延長戦に突入しました。延長後半8分、MF嶺岸が左サイドを崩してペナルティーエリア内に入ったところを相手DFに倒されPKを獲得。これをDF菅井拓也主将(体育学科4年-聖和学園高校出)が落ち着いて決めて2-1と逆転しました。しかし富士大学も最後まで粘りを見せ、残り1分となった延長後半14分、コーナーキックからDFが頭で合わせ、土壇場で2-2の同点としました。そしてもつれ込んだPK戦では、仙台大学が4人連続でゴールを決め、PK戦を4-2で制し、同東北地区予選で4年連続29度目の優勝を果たしました。
  試合終了後、吉井監督は「厳しい試合になったが、選手たちは強い気持ちを見せ、本当によくやってくれた。チーム全体で力がついてきた」と手応えを口にし、瀬川ヘッドコーチ(ベガルタ仙台からの派遣)は「最後まで勝つ気持ちを切らさずに、ピッチとベンチが一丸となって戦うことができた。全国大会(総理大臣杯)では、3年前に3位に入ったが、昨年と一昨年はいずれも1回戦でPK負けを喫し、悔しい思いをしている。全国大会でも攻撃的なポゼッションサッカーで上位進出をねらいたい」と優勝の喜びを噛み締め、全国大会での活躍を誓いました。
 なお、仙台大学男子サッカー部は、8月8日(木)~大阪府で開催される「総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント」に出場します。
  引き続き、仙台大学男子サッカー部への温かい応援を宜しくお願い致します。