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東北Liga Student2013開幕―仙台大学女子サッカー部、常盤木学園高校とドロー

[2013/04/16]
     早坂が試合終了間際にミドルシュートを決め同点とする=仙台大学サッカー・ラグビー場

  4月14日(日)、仙台大学サッカー・ラグビー場で「東北Liga Student2013」が開幕しました。東北Liga Studentは、東北の高等学校・専門学校・大学が相互で密な交流と情報を図り、リーグ戦を通じて技術向上に努め、女子サッカーの普及・振興に貢献し日本女子サッカー界の学生の発展に寄与することを目的とした大会(公式試合)です。仙台大学女子サッカー部の同大会初戦は、常盤木学園高校。  
  仙台大学は開始早々、主将の落合優子(健康福祉学科4年-東北高校出)・小島ひとみ(健康福祉学科3年-聖和学園高校出)がシュートチャンスを作るも、ゴールを割ることができませんでした。試合は一進一退の攻防が続き、何度か危ない場面を作ってしまいましたが、仙台大学ディフェンス陣の体を張った粘り強い守りで、0-0で前半を折り返しました。ハーフタイムには、この日、黒沢監督の代行として指揮を執った本多コーチは「相手の背後を狙うこと、しっかりと丁寧にボールをつなぐこと」を指示。しかし、後半に入っても縦パスを失う場面が多く見られ、後半12分、左サイドからボールを失い、そのまま攻め込まれます。そして、うまくDFのマークを外され、フリーでシュートを決められました。
  失点後は、仙台大学攻撃陣の闘争心が感じられ、良い形でのサイドからの攻撃が増えました。試合終了間際に、早坂佳苗(運動栄養学科2年-聖和学園高校出)がフリーでボールを受け、ドリブルでゴールエリア前まで持ち上がり、豪快なミドルシュートを決め、同点に追いつき、1-1の引き分けに持ち込みました。
 同点ゴールを決めた早坂は「負けている苦しい状況の中、決めることができて嬉しい。次はしっかり勝ち切りたい」と闘志を燃やし、1年生ながら攻守に渡り積極的なプレーを見せた升川礼衣奈(体育学科1年-山形西高校出)は「ボールを持ってから焦り過ぎてボールを失うことがあった。次は、もっと頭を使って冷静にボールを動かしていきたい」と抱負を話しました。
  なお、東北Liga Studentは、4月~7月まで予選リーグ(12チームを2ブロックに分けて1回戦総当たりのリーグ戦、次節は4月20日(土)聖和学園高校戦<仙台大学サッカー・ラグビー場で17時~試合開始予定>)を行い、8月~11月に決勝トーナメント(上位3チームが進出)・順位別リーグを行う予定となっております。
 引き続き、仙台大学女子サッカー部への熱い応援を宜しくお願い致します。