写真左：ハノイ大学との調印式（3月7日）、右：ホーチミン市体育大学との調印式（3月8日） 　
　
　３月にベトナムを訪問し、二つの大学と協定書を締結してきた。二つの大学とはハノイ市にあるハノイ大学（Hanoi University）とホーチミン市にあるホーチミン市体育大学（Hochiminh City University of Sport）である。
　 ハノイ大学との調印式は3月7日に行われた。ハノイ大学は外国語大学として発展してきたが、Luan学長によると、今後領域を広め、健康関連の学部の新設も検討しているとのことであった。調印式にはJICA関連のプログラムでベトナムにて「足こぎ車いす」の普及に務めている関矢准教授と関係者の方々も出席され、論文等も先方にお渡しした。今後の交流の進展に期待するところである。　　
　翌3月8日にホーチミン市体育大学との調印式が行われた。ホーチミン市体育大学は本学と同様に体育科学を専門とする大学であり、共通する学科を備えている。今後、学生・教員間の交流や共同研究等の進展が期待できるものと思われる。
　 本学とベトナムの教育機関との協定書の締結は、今回が初めてとなる。今回のハノイ大学およびホーチミン市体育大学との協定書の締結が、体育・健康科学を中心とした今後の本学との交流の端緒となることを期待するところである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜報告：国際交流センター長　鎌田幸雄＞