子ども運動教育学科 三つのポリシー

1.卒業の認定に関する方針(ディプロマポリシー)

教育学・保育学の関連分野を修得し、多面的な履修を通じて卒業後社会で専門性を発揮できる力と専門的な学修能力を養うとともに、幼児の運動遊びの支援・助長に深い知識と感性を有して、保育・幼児教育に従事する上での専門的な知識を修得し、これを実践できる力を身につけること

その上で、現代社会において幼児の運動遊びの支援・助長に深い知識と感性を有して、保育・幼児教育上、果たすべき役割を深く理解すること

i  ) 幼児への運動遊びの支援・助長に関する専門的・応用的な知識・技術を身につけることができる
ii ) 幼児への運動遊びの支援・助長が果たす役割を深く理解することができる
iii) 保育・幼児教育の指導の場において、知識・技能を相手に的確に伝えることができる
iv ) 多様な人々と円滑な人間関係を築くことができ、指導や支援を行う場において、専門的知見を踏まえて適切にコミュニケーションができる
v  )論理的かつ多面的に考え、多様な人々とコミュニケーションを図りながら課題を探求し、主体性を持って課題解決に取り組むことができる
 

2.教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)

 幼児期の子どもの運動遊びの支援・助長に関する教育を「体育学」の領域を基盤として行うとともに、幼児期の子どもの発育発達に係る「教育学・保育学」にまたがる領域をも取り込み、この分野の実践的な学修を通じ、幼稚園教諭、保育士、幼児体育指導者などを養成するカリキュラムを用意しています。
i  ) 幼児期の子どもの運動遊びを軸とした保育・幼児教育について専門的知識・技能を修得する科 目
ii ) その基盤となる体育学の領域での体育・スポーツ健康科学関係科目
iii) 子どもの運動遊びを軸として幼児期の子どもの発育発達段階を踏まえた保育や幼児教育を進める上で必要となる教育学・保育学の領域での科目iv ) 教育学、保育学の一環での保育上の表現技術および保育実習の内容を理解する科目
v  ) 地域社会や各家庭の保護者への運動遊びを軸とした保育や幼児教育の指導を行える者を育成する科目
vi ) 教職に関する科目の他、就学前の幼・小児の保育に関する保育士資格関連科目
 

3.入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)

 スポーツが好きであり、子どもと時間を過ごすことが好きで、子どもとの運動や遊びの支援・助長を通じ、将来は、幼児の教育・保育、幼児体育指導に携わりたいという強い意志を有している方
 

子ども運動教育学科 学科長メッセージ

 「目標に向かって頑張る力」、「感情をコントロ―ルする力」、「人とうまくかかわる力」これらの力は「非認知的能力(社会情動スキル)」といわれ、その心を育てるには乳幼児期に、大人との基本的信頼・愛着関係を築くことが基盤となります。
 ここ近年の「保育学」では、こういう気持ちや感覚を育み、身に付けることが、大人になってからの生活に大きな違いを生じさせるという研究成果が出てきているといわれています。
 また、「体育学」では子どもを取り巻く環境において「子どもの健康課題」の一つに「運動」の好き・嫌いの二極化があげられています。運動能力の優れた特定の人だけがスポーツを楽しむものではありません。スポーツの得意な人も得意でない人も「スポーツの楽しさ」を体験し、そのための指導方法を学び、伝える技術を身につけて、すべての子どもたちにスポーツの楽しさを伝えることが大切と考えています。

 子ども運動教育学科は、子ども一人ひとりに丁寧に寄り添うことができる保育者・指導者の養成を目指しています。

子ども運動教育学科長
はらだ けんじ
原田 健次
(令和 3年 4月 1日就任)







 

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