1.卒業の認定に関する方針(ディプロマポリシー)
武道学および武道の応用展開をベースとする社会の安全・安心に関わる領域(現代社会の多様なリスク・危機を踏まえた警護・警備等)に卒業後社会で専門性を発揮できる力と必要な基本的な学修能力を身につけ、それを実践できること
その上で、現代社会においてわが国の伝統文化としての武道や海外における武道さらに、社会の安全・安心に貢献できる役割を深く理解すること
i ) 武道を通じた安全・安心に関する専門的・応用的な知識・技術を身につけることができる
ii ) 武道を通じた安全・安心が果たす役割を深く理解することができる
iii) 武道を指導する場において、知識・技能を相手に的確に伝えることができる
iv ) 多様な人々と円滑な人間関係を築くことができ、指導や支援を行う場において、専門的知見を踏まえて適切にコミュニケーションができる
v ) 論理的かつ多面的に考え、多様な人々とコミュニケーションを図りながら課題を探求し、主体性を持って課題解決に取り組むことができる
2.教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラムポリシー)
体育学を基に、武道教育と武道の応用展開としての社会の安全・安心の確保に関する科目を幅広く学修すると共に、関連資格が取得できるよう配慮して、授業では段階的かつ体験的に学べるように実技・演習形式を多く取り入れ、学生自らが創造的、主体的に取り組めるようなカリキュラムを用意しています。i ) 現代の武道や学校教育における武道指導についての専門的な知識を修得する科目
ii ) その基盤となる体育・スポーツ及び健康分野での体育・スポーツ健康科学関係科目
iii) 武道実技や武道の応用展開としての演習・実技を実践し、基本的知識や専門的な身体運動の技術を身につけ実践力を修得する科目
iv ) 海外における武道実習・実技の体験を通して技術や文化価値を知る機会を得る独自のプログラムを設定した国際交流を推進している科目
v ) 武道の応用展開としての社会の安全・安心の確保に関する科目(現代社会の各種リスク・危機を踏まえた警護・警備等)
3.入学者の受入れに関する方針(アドミッションポリシー)
スポーツ好きで、特にわが国の伝統文化である武道に興味を持ち、また、武道の応用展開の修得を通じ社会の安全・安心に関して強い関心があり、将来は、体育・スポーツ・武道の専門的指導者や社会の安全・安心を担う業務分野に就きたいという強い意志を持つ、明るく礼儀正しい方現代武道学科学科長メッセージ

なぜ本学科は「武道学科」ではなく「現代武道学科」なのか。その狙いは、「武道を基軸として、現代社会の実学を成す」ことにあります。現代社会の実学とは、私たちが生きる現在の社会のさまざまな課題を的確に理解する能力を高め、その能力を活かして未来を拓く実践です。
一例として、柔道を挙げましょう。柔道は日本で生まれた文化であり、武道という教育のツール、また競技スポーツとして発展を遂げています。体育科の授業でも盛んに実践されていますが、傷害のリスクも高い武道です。柔道の稽古に励み、多くの技を体得しても、傷害によってその修行の道から外れることを余儀なくされるケースは少なくありません。また、体育科の授業で傷害を経験すると、「柔道=怖い・危険」というイメージが強くなり、柔道の魅力は大きく損なわれます。柔道を次世代へ継承するためには、適正な指導法を学ぶ必要があるのです。このように、柔道を例に挙げるだけでも、解決すべき課題がみえてきます。
また、現代武道学科では、武道を応用展開し、護身術や制圧術などの「社会の安全・安心」に活かすことができる指導体制を整えています。実技はもちろん、警察政策や犯罪学などの講義科目もありますので、警察官、消防士、自衛官、刑務官などの公安職に就きたい人、警備会社などの防犯・防災分野の企業で活躍したい人にとって、最適なカリキュラムです。「安全・安心な社会」を実現するための学びが、現代武道学科にあります。 ぜひ、現代武道学科でともに学び合いましょう。
また、現代武道学科では、武道を応用展開し、護身術や制圧術などの「社会の安全・安心」に活かすことができる指導体制を整えています。実技はもちろん、警察政策や犯罪学などの講義科目もありますので、警察官、消防士、自衛官、刑務官などの公安職に就きたい人、警備会社などの防犯・防災分野の企業で活躍したい人にとって、最適なカリキュラムです。「安全・安心な社会」を実現するための学びが、現代武道学科にあります。 ぜひ、現代武道学科でともに学び合いましょう。
現代武道学科長
たなか ともひと
田中 智仁
(令和4年 4月 1日就任)
たなか ともひと
田中 智仁
(令和4年 4月 1日就任)