伊達SPORT PROJECT
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30日(土)  いよいよ 
 仙台大学の学生の多くが志望する教員の採用試験が近づき、4月末頃から各都道府県の教員採用選考試験の出願受付が始まっています。東北地方の教員採用を見ると、宮城県と仙台市は、震災からの復興を果たすため、計550名の採用を予定しており、過去10年で最多となっています。一方、福島県の教員採用は、県外へ避難した生徒数が多く、今年度の小中学校の教員採用試験を中止、高校の教員採用は30人と大幅削減を決め、震災の対応にも明暗が分かれています。 
 29日(金) 買い物 
 ティファールの電気ケトルは、素早くお湯を沸かすことが出来るため、忙しい朝やカップラーメンを食べる時などに便利なアイテムです。本日、超特価で販売したため、思わず買ってしまいました。実は同じものを持っていたのですが、311日の震災で壊れてしまいました。以前持っていたものは友人の結婚式で頂いたもので、とても大事にしていたのに・・・ 他にもあの震災で電子レンジも壊れてしまいました。大きな余震の可能性があるそうですが、ものが壊れるのはもう勘弁して欲しいです。 
28日(木) 進化 
 昨日はえんぴつの歴史に関するお話でしたが、今日は最新の多機能ペンをご紹介します。これまでの多機能ペンは、購入するときに色や組み合わせが決まっていることで、なかなか買いづらいという面もありました。写真の「colet」という商品は、2~5色を組み合わせできるボディに全15色、筆記幅3種類のなかから好きに選んでセット出来るというものです。現在、大人気でCMもよく流れています。みなさんにもこれを使って楽しく仕事や勉強して欲しいと思います。
27日(水) エンピツ 
 鉛筆は字を書くために日常生活の様々な場面で使用されていますが、その歴史は古く、日本では17世紀初めに徳川家康が初めて使用したとされています。当時の鉛筆は現在のものとほとんど同じ構造で作られており、削って使うタイプのものだったそうです。一方、ほぼ同時期に活躍した「伊達政宗」の墓地「瑞鳳殿」からも彼のものと思われる鉛筆が発見されています。こちらは16世紀にスイスの博物学者が使用していた、筒状の木の先端に黒鉛の塊を詰めて使うタイプだったそうです。
26日(火)  真夏日? 
   最近は天気が変わりやすく、気温も高かったり低かったりと変化が大きくなっています。宮崎空港では26日の最高気温が30.8度、大分県杵築市で30.4度、大分市で30.2度と3地点で30度以上を記録し、今年全国初の真夏日を記録しました。今年の夏は東京・東北電力管内で供給電力の不足が予想され、一人一人の節電への取り組みが必要となります。今後、気温の上昇とともに避難所の衛生状態の悪化が懸念されるため、一刻も早い仮設住宅の供給が望まれます。
25日(月)  当たり前 
 今から58年前(1953年)の今日、DNAが二重螺旋構造であることが発表されました。今では当たり前の事ですが、発表以前はDNAがどのような形状で生体内に存在しているのか明らかではなく、DNAの構造が決定された事により遺伝がDNAの複製によって起こることや、塩基配列が遺伝情報であることが説明できるようになりました。当たり前の事が当たり前になる時…スケルトンもある選手が頭を前にして滑走したら非常に速かったため、このスタイルが主流になったそうです。
24日(日)  温かさ 
 今回の地震のためにすっかり報道されなくなってしまいましたが、年明け早々に鹿児島県にある新燃岳での噴火を覚えているでしょうか? 未だ活動を続けており、大変な状態です。しかし、そのなかでも東北を助けようと宮崎県高原町の青年団が新燃岳の火山灰を販売し、収益を義援金にするそうです。仙台からおよそ1150kmも離れている場所で、自分たちも大変な状況下に置かれているにも関わらず、このように支援の手を差し伸べてくれる人の温かさは本当に素晴らしいものですね。
23日(土) 自然の美しさを守る 
 ドイツのケニックにあるこの湖は、氷河期末期にアルプスの氷河が流れ込んで形成されたために水が非常に澄んでおり、ドイツで最も美しい湖と宣言されています。ここでは水の汚染を防ぐため、電力・手漕ぎ・ペダル式のボートしか使用が許可されていません。かつてここはヒトラーの別荘「ベルクホーフ」が存在していたことでも有名です。環境問題に敏感なドイツは、福島原発の事故をうけて既存の原発稼働延長方針を全廃し、脱原発へ回帰しました。日本のエネルギー政策はどうなるのでしょう?
22日(金) 天気が・・・ 
   気象庁によると、西から低気圧が接近し、23日は西日本から北日本の太平洋側を中心に大雨が予想されています。今回の地震で地盤沈下のあった地区での浸水、河川の増水、汎濫に注意が必要です。また地滑りの被害拡大も懸念されます。さらに、東北太平洋側では海上、陸上共に強風が予想され、波の高さも5メートル程度が見込まれています。特に津波の被害にあった地域では、防潮堤の修復は未だ進んでいないため、今後の注意報・警報に注意して生活してください
21日(木) 電話 
 110年の歴史のある公衆電話ですが、昨年6月7日のブログにも書いたように、最近では携帯電話の普及に伴い、その数は減少を続けています。NTTは東日本大震災直後の一定期間、公衆電話を無料で使用できるようにしました。停電中でも使えるということでしたが、震災直後からT先生が船岡町内の何か所かの公衆電話が使えるかどうか試してみたところ、実際使えるようになったのは数日経ってからだったそうです。携帯電話の基地局は未だ完全復旧していません。
20日(水) テレビに充電池 
 東芝は薄型液晶テレビのレグザシリーズに充電池搭載のモデルを7月に発売することを発表しました。充電池搭載が決定しているモデルは19型と少し小さい画面です。通常の視聴時や夜間に充電し、電力供給がが止まってもリモコン操作により充電池から電気が送られ、最大3時間の視聴が可能になるそうです。震災の影響で、計画停電が実施される可能性があるために急遽発売が決まったそうです。停電になっても情報に触れられるのはとても心強いですね。
19日(火) ウォシュレット 
   昨年56日のブログでタイからの留学生カニッタさんと仙台のタイ料理店へ行った時の事を掲載しましたが、写真はその店のトイレです。このトイレ、良く見てみると小型のシャワーのようなものが取り付けられています。実はこれ、タイ式のウォシュレットなのです。日本式のウォシュレットは固定されているため、位置が外れていた場合、自分で動いて微調整する必要がありますが、タイ式は自分の手に持って洗浄したい場所を洗浄します。ヨーロッパなどもこのような洗浄方法のようです。
18日(月) ボランティア休暇 
   このブログでもお伝えした通り、亘理町や山元町を始め、沿岸部の被災地は壊滅的な状況にあります。そのため、復旧には多くの人手が必要になっており、今後ますますボランティアが活躍することが予想されます。しかし、被災していない地域では仕事もあるため、活動できない方が多くいる中、各企業がボランティア休暇等を導入する動きが出ています。パソコンメーカーのDELLは、323日からボランティア休暇を認め、社員によるボランティアチームを立ち上げています.。
17日(日) 自販機 
 震災の影響で電力供給量が不足しており、引き続き節電が継続されています。石原慎太郎東京都知事は、都知事選4選が当確した記者会見で自動販売機の停止を話していました。自販機1台あたりの消費電力は約5001000W/h程度であり、全国には約500万台が設置されていると言われ、かなり多くの電力を消費していることが分かります。コカ・コーラ社は、東京電力管内の自動販売機約25万台を対象に時間帯を分けて冷却運転を停止することにしたと発表しました。
16日(土) 花粉がすごい 
 今日は天気も良く、最高の花見日和でした。そんな中、柳谷新助手は昨年の11月以来休止していたハンマー投のトレーニングを再開しました。すでに今年の選手登録は済ませており、今年の目標は昨年優勝を逃した青森県選手権で優勝し、国体に出場することだそうです。トレーニングは10時頃から13時頃まででしたが、柳谷新助手は花粉症の為、トレーニング後はくしゃみ、鼻水、目の痒みに苦しんでいました。伊達プロの選手たちも来週からトレーニングを再開する予定です。
15日(金 こんな所に 
   2月末にオーストリアで合宿を実施した時、朝食前に柳谷新助手がホテルの周りを散歩していると、懐かしい臭いがしてきました。それは柳谷新助手の地元、青森県横浜町の酪農家の集落の臭いでした。よく見ると一般の民家や各種ショップ、バーが密集している地域の中にポツンと牛舎がありました。日本では考えられないような場所に牛舎が建っていたのですが、風景としては全く違和感がなく、臭いも町の一部のように感じられました。国が違えば文化も違うのですね。
14日(木 沈下 
 これは大学近くの電柱の写真ですが、電柱が地中へ深く沈み込んでいるのが分かるでしょうか? 黄・黒の注意標識が歩道のすぐ上の非常に低い位置にあり、転倒を防止するワイヤーの張りも緩んでいます。電柱を埋めた部分だけ地盤沈下が起きてしまったものと思われます。この道路沿いの電柱の多くが沈下しており、道路の亀裂、マンホールの浮上もありました。柴田町は、7日の最大余震による断水の復旧も進み、生活が元に戻りつつあるものの、震災の傷跡は未だ多く残っています。
13日(水)  SAKURA 
 昨日、仙台市で桜の開花が宣言されました。桜の名所柴田町でも桜のつぼみが膨らんできました。仙台大学大学院棟東側の桜の木は開花が早く、すでに満開となっています。桜は開花から一週間ほどで満開になるそうなので、今週末あたりは花見日和になるものと思われます。しかし、今年は花見どころではない人達が大勢います。今年から復活予定だった柴田町の「桜マラソン大会」も震災の影響で中止となり、今年は静かな春になりそうです。
12日(火 至る所で 
   3月11日の地震で倒壊した建物は少なかったものの、建物自体は相当なダメージを受けているものと思います。最近では、度重なる余震でそのような建物は追い打ち掛けられています。写真のアパートの階段は明らかに左に傾いていますが、このアパートの住人である柳谷新助手によると3月11日の地震で傾き出し、先週7日に起きた余震で更に傾いたそうです。町中には倒壊の恐れがあるとして、警告の紙が貼られている建物もあります。今後の余震が非常に心配です。
 11日(月) 自然エネルギー 
 福島第一原発の事故により原発の安全性に対する国民の不信感が高まっていますが、現在の日本の電力量の30%程度は原発によるものです。原発が廃止されるとなると、これまでの原発の発電量を他の発電で賄う必要が出てきます。風力発電は低コストの上、安全性が高く、また化石燃料の使用量削減および二酸化酸素の排出量の低減効果があるため、世界各国で普及が進んでいます。しかし、日本では台風が多く施設が被害を受けやすいいために普及が進んでいないそうです。
10日(日) 情報が遅すぎませんか? 
   断水になって間もなく丸3日になろうとしています。写真は本日17時30分現在、柴田町からの断水復旧に関する情報です(柴田町ホームページより撮影)。一昨日10時30分の情報が昨日に掲載され、そのまま更新されていません。日曜日とはいえ、ライフラインが止まっているのですから復旧工事の進捗情報ぐらい掲載してもいいのではないでしょうか?。T先生は県の水道経営管理室に直接電話して復旧見込みを聞いたそうです。そしたらきちんと復旧見込み日時を教えてくれたそうです。
9日(土) 野生の勘? 
 柴田町は一昨日からの断水が未だ復旧しておらず、船岡小学校など6か所で給水が行われています。T先生は船岡在住ですが、給水所に水を貰いに行っていません。それは18日に水道が復旧した後も余震による断水が来る事を予想して一定量の水道水を溜めていたからです。溜めた水を使いながら使った分をまた補給していたため、家には常に150L以上の水道水が確保されていたようです。また浴槽も使用後に常に満水にしていたため、トイレの水も相当期間は間に合うとのことでした。
8日(金) 最大余震の影響 
 昨晩深夜に発生した宮城県沖を震源とする東日本大地震の余震は、マグニチュード7.1の大地震でした(写真は8日のNHKニュースより)。宮城県内では、100万戸が停電し、25市町村で断水となりました。柴田町では、早朝に停電は復旧したものの、未だ断水が続いています。町の上下水道課に問い合わせたところ、仙南広域水道の直径1.2mの本管が被害を受けて漏水しているため、地下6mまで掘削して修理に取り組むため、現時点で復旧の見通しに関する見解は述べられないとの事でした。
7日(木) 短時間で効率よく? 
   この機械は、体を乗せた台(緑色の部分)が上下に激しく振動する事により、ただ立っているだけで下半身の筋肉を刺激し、有酸素運動と無酸素運動が体験できるそうです。その運動量は10分間立っているだけで1万歩の歩行に相当するとか。下半身の筋肉は老化とともに衰えやすいので、忙しくて運動する時間が取れない人や高齢者の寝たきり予防に有効かもしれませんね。東日本大震災からもう少しで1カ月がたちます。長引く避難生活による高齢者の廃用症候群がとても心配です。 
6日(水) 時間経過とともに 
   ミニ水仙が咲き出しました。季節は確実に春になってきています。例年であれば春の観光シーズンですが、福島原発の影響で各観光地は大打撃を受けています。放射能の影響が小さいと言われる関東以西の名所も観光客が大激減、特に外国人観光客はほとんどいない状態だとか。桜が三分咲になった京都などは、例年であれば多くの観光客で賑わっているはずが、閑古鳥がないているような状況です。成長戦略の柱の一つである観光立国構想も見直しを迫られることになるのでしょうか。
5日(火) 着々と 
 昨日はボランティア希望学生に対して説明会が実施されました。昨日も本日もGANBAXさんからのジャージが搬入されていますが、ボランティアの学生達が伝票を確認しながらジャージを一枚一枚サイズ別に仕分けをして箱詰めしてくれています。実際に被災者の方たちに支援物資を届けるような場面は、マスコミなどにも取り上げられやすく目立ちますが、この仕分け作業のように実際に見えないところの裏方の仕事が重要で意外と大変なんですよね。協力してくれている学生諸君に感謝!
4日(月) 足が震えた 
 亘理町立荒浜中学校です。津波の影響で校庭は瓦礫と泥で埋まり、校舎一階の窓ガラスは全て割れてしまっています。また街中は至るところに漁船が打ち上げれています。報道で津波被害の甚大さは理解していたつもりですが、実際にその光景を目の当たりにすると被害の大きさに愕然とする同時に足が震えました。主だった道路の瓦礫と泥は道路沿いに寄せられ、車はなんとか通行することが出来るようになっていますが、復興するまでにどの程度の年月を要するのか想像もつきません。
3日(日) ばいすくる 

 地震の影響でJRが運休となり、またガソリンの入手が困難となったため、多くの人が移動手段に困っていました。そこで最近活躍しているのが自転車です。仙台大学でも自転車通勤に切り替える教職員が増えており、なんと仙台から自転車で通勤する人もいます。自転車は膝や腰にかかる負担が歩行やジョギングより小さくなります。まさにダイエットや運動不足解消には持って来いですね。しかし、放射線被爆を最小限にするためにはなるべく外の空気に触れない方がいいと・・・・難しい。 

 2日(土) GANBAXさんからの災害援助物資 
 宮城県沿岸南部に関する被災報道はほとんどありませんが、亘理町や山元町も甚大な被害を受けています。その亘理町から仙台大学に援助物資としてジャージ類を送って頂けないかとの申し出がありました。そこで伊達プロの協賛企業であり、本学大学ジャージを納入して頂いているGANBAXさんに相談した所、未使用のジャージとTシャツを提供して頂けることになりました。今日は、トラックでTシャツ7000枚が届けられました。月曜日以降はジャージが順次届けられる予定になっています。
1日(金) 11日15時の写真

 地震直後のT先生の研究室です。正面の本棚はほとんどそのままの状態です。倒れているのは東西方向に向いていた本棚で、地震による揺れが東西方向であったことが分かります。地震発生時、T先生はこの倒れた本棚を必死で押さえていたそうです。しかし余りにも揺れが大きく、次々に本が落下し始め、身の危険を感じたために急ぎグランドに非難しました。隣接する3つの実験室(人工気象室、高・低酸素室)も被害を受けているため、来週から点検、修理に入っていくようです。


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