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楽天イーグルスの川岸 強選手が本学で低酸素トレーニング、西村 弥選手も合流

[2010/01/29]
  楽天イーグルスの川岸 強投手が1月21日~27日にかけて本学の常圧低酸素室(酸素濃度約15.4%、標高2500メートル相当)を利用してトレーニングを行いました。
21日から低酸素室に宿泊、午前中に低酸素状態の中でトレーニングを行い、午後はクリネックススタジアムでトレーニングというサイクルで行われました。26日からは西村弥選手も合流し、再度低酸素トレーニングを実施しました。
  川岸選手は、トヨタ自動車での合宿に引き続いての低酸素トレーニングだったため、疲労の蓄積はかなりのもので「こんなに体が疲れた状態は今までに経験したことがないです。キャンプ中盤になると疲れが溜まってきてものすごくだるくなるのですが、今はそれ以上のだるさです。この低酸素トレーニングを導入したことで基礎体力が向上し、キャンプでその効果が表れる事を確信しています。」と話していました。
  最終日には、「今シーズンオフにもこの低酸素室を使ったトレーニングを行わせて頂きたいので宜しくお願いします。」と、さらにトレーニングや測定に連日協力してくれた学生達には感謝の意を表し、「4月のKスタでの試合に皆さんを御招待させて頂きますので応援に来てください。」と話していました。
  一方の西村選手は、前回の低酸素トレーニング後に沖縄合宿に行きましたが、「沖縄ではものすごく体が軽く感じてよく動けました。低酸素トレーニングの効果を実感しました。」と話していました。
  川岸選手が愛用しているハーフスパッツも仙台大学で着用効果を検証したGANBAX社の製品です。さらに今回は、高橋教授と内丸講師がGANBAX社と共同で新しく開発したトレーニング用と就寝用のロングスパッツが川岸選手と西村選手に手渡されました。