(写真：左から本間南選手、鈴木寛選手、菊池善範選手、土井川真二選手、長岡千里選手)

　 ８月１、２日に、ボブスレーの鈴木寛さん、土井川真二さんをはじめとするナショナルチームに属する５選手が本学のプッシュトラックでのトレーニングのため来訪しました。来月、再来月にある長野での全日本合宿を前に、プッシュ(ソリを押す動作)の本数をこなし、体を慣らす事が目的でした。２日間とも天候に恵まれ、満足のいく練習ができたそうです。
　
鈴木寛（すずき・ひろし）選手
　 オリンピックシーズンなので、先月行なわれた合宿でもナショナルチームの皆が目の色を変えて練習に取組んでいるので良い結果が出るのではないかと期待しています。バンクーバーオリンピックでのメダルを目指して、遠征で世界ランキングを取りにいきます。
　 ボブスレー･リュージュスケルトン部の後輩達には、現役のボブスレー選手が少ないので、ボブスレーの魅力である「迫力」や個人競技では味わえない「チームワーク」、「歓びの共有」を知ってもらいたいと思います。仙台大の学生には、どんな競技でも精一杯頑張ってもらいたい。オリンピック出場も目標として持てるのだから、夢を諦めずチャレンジできる学生生活を過ごしてもらいたと思います。
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１９７３年生まれ、札幌市出身。中学時代は陸上３種競技で中体連道大会優勝。高校では野球部の外野手として３年の道大会準優勝。仙台大からボブスレーをはじめ、９４年リレハンメル五輪、９８年長野五輪、ソルトレークシティー五輪代表。マネックスＦＸ所属。
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土井川真二(どいがわ・しんじ)選手
　 ボブスレー競技は１０月―１２月からオリンピック出場の枠を取る戦いが始まります。前回のトリノオリンピックでは日本男子チームは２人乗りでの出場だけで、４人乗りでの出場が叶いませんでした。４人乗りの出場権獲得とオリンピックの代表になることを目標にしてチームに貢献できるように全力を尽くします。
　 後輩達にもバンクーバーオリンピック出場の可能性が十分にあります。ボブスレー競技ではこれまでのオリンピックに仙台大学関係者が出場しているので、この伝統を途切らせないように頑張ってもらいたいと思います。
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１９７９年生まれ、札幌出身。野球で培った身体能力を活かし、仙台大からボブスレーをはじめ、２００２年ソルトレーク五輪代表。０２～０３シーズン、０６～０７シーズン、０７～０８シーズンに全日本選手権優勝。日本レストランシステム株式会社所属。
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