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国立スポーツ科学センターと情報戦略研究で連携

~JISSとの提携は私立大学では初~

[2007/10/15]
 本学は10月12日(金)に国立スポーツ科学センターとスポーツ情報研究分野で連携・協力を行う協定書を取り交わしました。
 仙台大学とJISSとは、これまでオリンピック競技大会等の国際総合競技大会時にJISSが開設する東京情報支援本部へ、教員や学生を派遣するなどの協力関係を構築してきました。この度、この協力関係をさらに発展させるため、本年度スポーツ情報マスメディア学科が本学に新設されたことを機に、正式な提携を結ぶ事となりました。 この提携には、文部科学省が策定するスポーツ振興基本計画の具現化を図るために、昨今、特に重視されつつあるスポーツ情報戦略に関する研究を推進し、わが国の競技力向上に資するという大きなねらいがあります。

この提携は、JISS内のスポーツ情報研究部が中心となり仙台大学と締結されました。
(1)スポーツ情報戦略研究に関する共同研究の実施、および研究の受委託に関する連携
(2)JISSにおけるスポーツ情報マスメディア学科のインターンシップの受け入れ、JISSの会議・研修会への学生の参加、本学学科授業へのJISS研究員の派遣等、教育分野に関する連携
(3)JISSがこれまで行なってきた情報コンテンツの収集・分析等の業務への協力、および仙台大学が保有するトップレベルの競技者・指導者等の情報の提供等業務に関する連携
(4)教員・非常勤講師の人的交流や、両機関における相互の内地留学の実施等、人的交流に関する連携
(5)両機関におけるスポーツ情報に関わる人材育成の実施

 この提携によって有能な人材の還流が生じ、日本のスポーツ情報戦略分野の研究のさらなる充実を期待しています。具体的には、本学においてはスポーツ情報を取り扱うことを中心とした学科教育の充実が図られます。一方、JISSにおいてはスポーツ情報を取り扱う人材の育成が幅広く実施できることや、人的資源の確保によってこれまで行われてきた研究の推進力が増すこと等があげられます。