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障害者スポーツサポート研究部Co-Act創部10周年記念行事

[2008/12/25]
 12月20日(土)に障害者スポーツサポート研究部Co-Actの創部10周年記念事業が行われ、本学OBの岩佐義明さん(10回生)をお招きして講演「北京パラリンピックからロンドンパラリンピックへの可能性」が開かれました。
  岩佐さんは車椅子バスケットボールチーム「宮城マックス」の監督として、今年の日本選手権を制したほか、北京パラリンピックでは女子監督として全日本女子チームを4位に導いた方です。会場となった第一体育館には教員・学生・OB・一般を含め約60名が聴講しました。
  講演では、北京パラリンピックを通して日本人選手は体格では外国人選手に負けるが、スピードで充分太刀打ちできる事、ロンドンでは、今回あと少しで手が届かなかったメダルを目指す事などが話されました。その後、宮城マックスの選手に普段行っている練習方法や、華麗なプレーを披露していただきました。障害を持っていることを感じさせない激しく、スピード感溢れるプレーには場内から自然と歓声・拍手が沸き起こっていました。
  最後に学生との交流試合があり、学生たちはトップ選手の技術と車椅子バスケットボールの難しさにあくせくしながらも1ゴールを目標に奮闘しましたが、結局取れぬまま終了しました。しかし、今までよりも車椅子バスケットの魅力を肌で感じ、障害者スポーツの普及を志している部員たちにとって大きなヒントになった事は間違いありません。