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パラオ共和国で介護予防プログラム実施

[2008/09/19]
  8月17~22日の日程で、パラオ共和国での介護予防事業のため、教職員・学生25名が同国を訪問しました。
  この事業は、平成17年9月のパラオ共和国副大統領からの支援要請を踏まえ、平成18年8月の本学教員・学生等の現地把握視察と運動指導のための訪問を皮切りに、糖尿病対策として、軽度の患者への運動指導など疾病の予防や生活習慣の改善運動を行っているものです。
  今年は5泊6日の日程で4箇所をまわり、約200名の参加がありました。学生が主導で行った会場もあり、学生のプレゼンテーションスキルのアップになりました。
  学生たちはパラオの環境にも直ぐになれ、言葉は通じずとも身振り手振りでコミュニケーションをとり、直ぐに現地の方々と仲良くなっていました。学生にとっては国際貢献として、貴重な体験になったことと思います。
  今年度で3年計画が終了しますが、本学としては第2次計画を検討しています。しかし、パラオの方針が今年行われる大統領選挙の動向に大きく影響されるため、今後の活動はまだ決定しておりません。
  なお、今回の訪問団にはTBCビジョンに同行を依頼し、現地で行った事業の様子を映像に収めました。この映像はパラオの国営放送で放映する他、本学の取組みの一つとして学内外での放映を予定しています。