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体育系大学の特性を活かす「多様な学びの空間(ラーニングコモンズ)」が4月オープン

[2016/01/28]
大型マルチビジョンを眺める学生たち=仙台大学LC棟(平成28年1月27日落成)

 2016年4月、仙台大学LC棟に「多様な学びの空間(ラーニングコモンズ)」がオープンします。ラーニングコモンズは、学生たちによる「SOCIALIZE~出会い~」・「EXTERNALIZE~表現する~」・「VISUALIZE~共に見る~」をコンセプトとしており、既存図書館に接続された大空間は、「固定ミーティングエリア」・「フリーミーティングエリア」で構成されています。各エリアの特徴を活かし、学生の主体的な学びや活動を支援。特に、「フリーミーティングエリア」には、大型マルチビジョン(全国の大学でも最大規模)を三台配置し、迫力ある映像を投影できるシステムを導入しています。同エリアは、体育系大学の特性を活かしたスポーツ・バーのBarの部分を除いた機能を持たせ、世界中のスポーツの実況が楽しめるようになっています。

  1月27日(水)、仙台大学LC棟の引渡式ならびに披露式が執り行なわれました。引渡式で朴澤泰治理事長は「体育系大学としての新たな学びの空間(ラーニングコモンズ)を展開していきたい。学生と教職員が意見や情報を交換し、相互に学び合う場として活用してほしい」。阿部芳吉学長は「学生だけでなく、地域にも愛されるラーニングコモンズとなるような取組みを考えていきたい。学生にとって価値ある学習の場になることを期待している」と話されました。
 披露式に訪れた中島貴志さん(大学院1年)は、「ラーニングコモンズは、アイディア次第で使い方がどんどん広がると思います。大型マルチビジョンから伝わってくる迫力や臨場感は素晴らしい。リオデジャネイロオリンピックの時には、大型マルチビジョンを活用したパブリックビューイングで日本代表を応援してみたいです」と話してくれました。