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天皇杯2回戦・J1ベガルタ仙台に大善戦もあと一歩及ばず

[2015/09/07]
途中出場のFW森村選手が1点差に詰め寄るゴールを決める=ユアテックスタジアム仙台

 9月6日(日)、ユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)で、仙台大学(宮城県代表)がベガルタ仙台(J1)に挑んだ天皇杯2回戦。ベガルタ仙台は、仙台大学サッカー部出身のFW奥埜博亮選手(平成24年体育学科卒)とDF蜂須賀孝治選手(平成25年体育学科卒)が先発フル出場。仙台大学男子サッカー部は、最後の最後まで諦めずに戦い、ゴール裏のサッカー部員らも一丸となって声が枯れるほどに応援し続けましたが、追いつくことができず、2-3で惜しくも敗れました。

  試合は、前半から本学が押し込まれる苦しい展開。前半9分、本学OBの奥埜選手に左足で豪快な先制弾を決められました。同40分には、ゴール前でベガルタ仙台のMF野沢拓也選手にフリーキックを決められ、試合はベガルタ仙台ペースで進み、前半を0-2で折り返しました。
 後半は、本学が前線からプレスをかけ、ボールを奪い、ボールを前に出して攻める形を続けます。後半15分、コーナーキックから本学のMF石川隆太選手(体育学科4年-栃木SCユース出身)が頭で1点を返して反撃。しかし、同27分にベガルタ仙台のDF菅井直樹選手にダイビングヘッドを決められ、1-3と突き放されました。その後、同40分に途中出場の本学のFW森村公亮選手(体育学科2年-神奈川・横浜創英高校出身)がカウンター攻撃からゴールを決め、1点差に詰め寄り、本学のDF山田満夫選手(体育学科2年-J1松本山雅出身-北海道・帯広北高校出身)やベガルタ仙台から特別指定を受ける本学のD F榎本滉大選手(体育学科3年-群馬・共栄学園高校出身)らも攻め上がる猛攻を仕掛けましたが、大善戦もあと一歩及びませんでした。

  試合後には、ゴール裏の仙台大学サッカー部員から本学OBの奥埜選手と蜂須賀選手に対してのコールが沸き起こり、両OBは「母校との対戦は、やりにくい部分もあったが、楽しみだった。(コールは)いい後輩たちに恵まれ、嬉しかった。リーグ戦でもいい結果を残したい」と感激した様子で話しました。本学男子サッカー部の吉井秀邦監督は「J1ベガルタ仙台が、ほぼベストメンバーで試合に臨んでくれたことに感謝している。ウチ(仙台大学サッカー部)は、力を引き出してもらったと思っている。チームの自信につながる非常にいいゲームだった。ウチはベガルタ仙台との提携関係(練習試合やコーチ派遣など)で強くなれた。今後も、ベガルタ仙台と一緒に成長していきたい」と述べられました。

  9月12日から東北地区大学サッカーリーグが始まります。引き続き、仙台大学男子サッカー部への熱い応援をよろしくお願い致します。