仙台大学ホームページへ

インチョン2014アジアパラ競技大会陸上競技(投てき3種目)日本代表の加藤由希子選手(健康福祉学科3年)が健闘誓う

[2014/09/19]
     大会に向けて砲丸投げの練習に励む加藤選手=仙台大学陸上競技場

 平成26年10月18日(土)~24日(金)までの7日間、韓国・インチョンで開催される「インチョン2014アジアパラ競技大会」の陸上競技(投てき3種目)の日本代表に、本学陸上競技部の加藤由希子選手(健康福祉学科3年―宮城・気仙沼女子高校出身)が選出されました。同大会は、23の競技にアジアの42か国と地域の約5,000人の選手が参加する障害者スポーツの祭典です。
 加藤選手は、左腕が義手(生後6か月から義手を装着している)のアスリートで、ジャパンパラ大会の投てき3種目(やり投げ・円盤投げ・砲丸投げ)の日本記録保持者。9月7日(日)に山口県山口市で行なわれた「2014ジャパンパラ陸上競技大会」の女子砲丸投げでは、加藤選手が11メートル66の日本新記録で優勝しました。

  加藤選手は「2016年のリオデジャネイロパラリンピック・2020年の東京パラリンピックに繋がる大会にしたいです。砲丸投げで世界新記録を狙います」と活躍を誓い、「東日本大震災で私の故郷の気仙沼も大きな被害を受けました。金メダルを獲って、被災地を元気にしたいです。スポーツは、障害者も健常者も関係なく、被災地を元気にすることができると思います」と熱い想いを語りました。