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日本学生陸上競技個人選手権大会:女子やり投げで全国制覇

[2008/06/13]

  6月6日から8日まで平塚市で開催された2008日本学生陸上競技個人選手権大会において延味由起(体育学科3年)が女子やり投げで優勝しました。
延味は4月の宮城県春季陸上大会で宮城県記録を5年ぶりに塗り替え、更に5月の東北学生対校選手権では北日本学生新記録で大会2連覇を果たすなど、投げる度に記録を伸ばしてきました。今大会でも自身の記録を2m近く更新する53m00をマークし、初優勝を飾りました。
「優勝を決めた最後の投擲では、部長の藤井先生に以前に受けたアドバイス“由起は肩が下がりすぎるから、もっと高い位置でキープして投げろ”という言葉を仲間が大声で伝えて思い出させてくれた。仲間の声援と藤井先生のアドバイスを一投に込め、それが記録に結びつきました。」と話しています。
  また、女子ハンマー投げでは福島県記録を持つ佐藤若菜(体育学科3年)が4位に入賞。佐藤も4月の東北学生連盟春季競技会で東北学生新記録を出すと、東北学生対校選手権でも北日本学生新記録52m63をマークしました。今大会は自身の記録には届きませんでしたが、51m40を出しました。佐藤は大学でやり投げからハンマー投げに転向したため、今後も記録更新が期待できます。「今大会の結果は納得していない。もっと投げられたはずだし、自己記録だけでも投げられていれば表彰台にあがることはできた。」と、更なる記録更新へ意欲を見せます。
  プライベートでも仲がよい2人の競技種目は違いますが、同学年ということもあり、互いに刺激しあう良きライバル関係です。8月のインカレではともに優勝を見据え、少ない期間でのレベルアップに励みます。
  このほか、佐々木雪乃(体育学科4年)が3段跳びで第8位に入賞しました。