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陸上競技部―佐々木琢磨が「第47回全国ろうあ者体育大会inとやま」の100mで優勝

[2013/10/24]
     賞状とメダルを手にする佐々木=学長室

 9月14日(土)、富山県五福公園陸上競技場(富山市)で「第47回全国ろうあ者体育大会inとやま」が行なわれ、本学陸上競技部の佐々木琢磨(健康福祉学科2年―盛岡視聴覚支援学校出)が100mで自己ベストを更新する11秒10で優勝を飾りました。また、200mでは、2位に入る健闘を見せました。
  佐々木は、両側内耳性難聴による聴覚障害2級のろうあ者。

 10月23日(水)佐々木は、本学陸上競技部の藤井部長(写真左端)・柴山コーチ(同右端)と共に、同大会優勝の報告に学長室を訪れました。

  今年7月にブルガリアで開催された第22回夏季ソフィアデフリンピック日本代表の佐々木は「自己ベストを更新でき、優勝できて嬉しい。来季に向けて自分の目標(日本インカレ出場)と真剣に向き合い、トレーニングに励みたい」と筆談し、柴山コーチは「佐々木は真面目で意欲のある選手。課題は後半の加速力。この冬にしっかりと走り込んで、一回り成長した姿を見せてほしい」とエールを送りました。