瀋陽師範大学大学院の栄誉証書と卒業証書を手にする石原さん（右）と朴澤学長＝学長室

　 中国の国費留学生として、平成22年9月～平成25年6月まで瀋陽師範大学大学院体育科学学院体育教育訓練学専攻で学んでいたOB石原守剛＜いしはらもりたけ＞さん（H22年体育学科卒－沖縄県立普天間高校出）が無事に修士課程を修了し、7月10日（水）、朴澤学長に同大学院の修了報告を行ないました。
　中国の国費留学ではこれまで東北師範大学大学院、上海体育学院大学院を修了した本学の卒業生はいましたが、瀋陽師範大学大学院の修了者は初めてとなります。
　 石原さんは「瀋陽師範大学大学院には、19カ国の留学生が在籍していた。この留学を通して、多様な価値観に触れることができた。主体的に行動することの大切さや言葉が通じない相手とのコミュニケーションの方法を学ぶことができ、自分の成長を実感している」と話し、「苦労して学んだ中国語を生かし、郷土貢献のため沖縄観光コンベンションビューローへ就職できるように頑張りたい」と力強く決意のほどを語りました。
　仙台大学では現在、スポーツ科学を中心とした分野で11カ国20大学と国際交流を行ない、学生に豊な学びの場を提供しています。